セゾンペット
ペットオンライン診療アプリのフルリニューアル
企画・要件定義からUI/UXデザインまでを一貫してリード
Overview
ペットオンライン診療の体験を、ゼロから見直す
セゾンペットが提供する、ペットのオンライン診療サービスのフルリニューアルを担当しました。
既存サービスの調査と課題整理から、リニューアル方針の立案、要件定義、情報設計、UIデザインまでを一貫して支援。プロジェクト全体の設計、スケジュール・予算管理、メンバーのアサインや関係者との合意形成にも携わりました。
また、プロダクト全体の一貫性と開発効率を高めるため、デザインシステムを構築。AIツールも活用し、限られた体制の中で品質とスピードを両立できる進め方を整えました。
Output



Context
使いにくさと、一貫性のないユーザー体験を見直す
既存サービスには、ユーザーが操作に迷いやすい箇所や、目的の情報・機能にたどり着きにくい導線がありました。
また、画面ごとにデザインや操作方法が異なり、プロダクト全体として一貫したユーザー体験を提供できていないことも課題でした。新しい機能や画面を追加する際にも、非効率な面があり、開発や運用の効率を高める仕組みが求められていました。
単に画面の見た目を変更するのではなく、ユーザーがどの場面で迷い、なぜ操作を完了できないのかを明らかにし、サービス全体の構造や画面遷移から見直す必要がありました。
さらに、限られたチーム体制とスケジュールの中で、品質を維持しながらリニューアルを進め、公開後も継続的に改善できる基盤を整えることが求められました。
Approach
リサーチを起点に、体験全体を再設計
まず、既存画面や利用状況、問い合わせ・クレームの内容を確認し、ユーザーがつまずいている箇所を整理しました。
問い合わせ内容を分類し、ユーザーが抱える不安や迷いを構造化。ペルソナ、カスタマージャーニー、サービスブループリントを作成し、ユーザーの行動だけでなく、診療を提供する側の業務や接点も含めて体験全体を可視化しました。
調査から得られた発見をもとにリニューアル方針を立案し、関係者へのプレゼンテーションを通じて認識を揃えました。その後、主要なユーザーフロー、情報構造、機能要件を整理し、画面構成とUIデザインへ落とし込んでいます。
予約、動物病院の検索、診療管理、マイページなど、複数の機能にまたがる画面遷移を見直し、ユーザーが現在の状況と次に行う操作を理解しやすい体験を設計しました。
また、ボタン、バッジ、通知、タイポグラフィ、アイコンなどの共通ルールを定め、デザインシステムを構築。新しい画面や機能を追加する際にも、一貫したUIを効率的に設計・実装できる状態をつくりました。
制作や検討の一部にはAIツールを取り入れ、プロトタイプやドキュメント作成を効率化しながら、少人数での開発を進めました。
主な取り組み
- 問い合わせ分析とユーザーリサーチによる課題の可視化
- ペルソナやカスタマージャーニーによる体験全体の整理
- リニューアル方針の策定と関係者との合意形成
- 要件定義からUX・UIデザインまでの一貫した推進
- デザインシステムとAIツールを活用した開発・運用の効率化
Impact
ユーザーが迷わず予約を完了できる体験へ
刷新した画面遷移を用いてユーザーテストを実施しました。
その結果、予約完了までの時間と操作時に発生するエラーが減少し、操作のしやすさに対するユーザー評価も向上しました。
画面遷移や情報構造を見直し、操作に必要な情報とアクションを整理したことで、ユーザーが現在の状況を理解しながら、よりスムーズに予約を完了できる体験へ改善しました。
また、デザインシステムの導入によって、プロダクト全体のUIに一貫性を持たせ、新機能の追加や画面改修を効率的に進められる基盤を整えました。
主な成果
- 予約完了までの時間を短縮
- 操作時に発生するエラーを削減
- 操作のしやすさに対する評価が向上
- プロダクト全体で一貫したユーザー体験を実現
- デザインシステムの導入により、開発・運用を効率化