Peatix
イベント・コミュニティプラットフォームの成長支援
プロダクトの成長フェーズに合わせ、グロースからブランドづくりまで伴走

Overview
PMF前後から事業拡大期まで、サービスの成長に長期伴走
イベント・コミュニティプラットフォーム「Peatix」の成長に、長期間にわたって携わりました。
初期フェーズでは、イベント主催者を増やすためのグロース施策を担当。プロダクトマーケットフィットを経て利用者が拡大した後は、成長市場や重点セグメントに向けたプロダクトマーケティングを推進しました。
サービスの規模が大きくなるにつれて、利用するイベント主催者の目的やニーズも多様化しました。既存のUI・UXでは、その変化に十分対応できなくなっていたため、市場のニーズを整理し、UIデザイナーとともに情報設計の見直しを進めました。
さらに、新規事業の立ち上げ、大型広告出稿、ブランディング、コーポレートメッセージの発信、SNS運用、イベント施策など、サービスの成長段階に応じて幅広い役割を担当しました。
一つの施策や制作物だけでなく、サービスのフェーズごとに必要な課題を見極め、グロース、プロダクトマーケティング、UX、コミュニケーション、ブランディングを横断して支援したプロジェクトです。
Output




Context
成長に伴って変化する課題へ、継続的に対応する
サービスの成長フェーズによって、向き合うべき課題は大きく変化しました。
初期フェーズでは、サービスの価値を市場へ伝え、イベント主催者に利用してもらうことが最優先でした。限られた認知やユーザー基盤の中で、どのような主催者に、どのような価値を伝えれば利用につながるのかを検証する必要がありました。
プロダクトマーケットフィットを経て利用者が増え始めると、課題は単純なユーザー獲得から、重点市場ごとの利用拡大へと変化しました。サービスが注力するセグメントを定め、それぞれの課題や利用目的に合わせたプロモーションとコンテンツを設計することが求められました。
さらにサービスが拡大すると、ビジネスイベント、音楽、カルチャー、地域コミュニティなど、さまざまな目的を持つ主催者が利用するようになりました。一方で、既存の情報構造やUIは、多様化したニーズに十分対応できていませんでした。
事業が成熟する段階では、機能や利便性だけでなく、Peatixがどのような価値を提供するブランドなのかを継続的に伝え、利用者や社会との関係を築くことも重要なテーマになりました。
Approach
成長フェーズに応じて、役割と施策を変える
一貫して重視したのは、あらかじめ決められた施策を繰り返すのではなく、サービスの現在地を捉え、その時点で必要な活動を設計することでした。
01 利用者を増やす
サービス初期は、イベント主催者の獲得を目的としたグロース施策を担当しました。
主催者が抱える課題やサービスを利用する動機を整理し、訴求内容、導線、コンテンツを検討。施策を実施しながらユーザーの反応を確認し、サービスが市場に受け入れられるためのコミュニケーションを改善しました。
02 重点市場を伸ばす
利用者が増え始めた段階では、サービスが注力するセグメントに向けたプロダクトマーケティングを担当しました。
各セグメントの特徴やニーズを整理し、プロモーションを企画。ランディングページや記事、コンテンツなどを制作し、対象となる主催者にとってのPeatixの価値を具体的に伝えました。
サービス全体を一つのメッセージで訴求するのではなく、市場ごとに異なる利用目的や課題を理解し、それぞれに適したコミュニケーションを設計しました。
03 多様化するニーズにプロダクトを対応させる
サービスの拡大に伴い、多様なイベント主催者が利用するようになったことで、既存の情報設計やUIでは対応しにくい場面が増えていました。
市場やユーザーのニーズを整理し、どの情報や機能を、どのような構造で提供するべきかを検討。UIデザイナーと協議しながら、ユーザーの目的に応じて必要な情報へたどり着ける情報設計を進めました。
マーケティングだけで利用を促進するのではなく、プロダクト側の体験も市場の変化に合わせて見直しました。
04 新しい事業と市場を立ち上げる
新規事業では、プロダクトマーケティングとコミュニケーションを担当しました。
サービスの価値、対象となるユーザー、伝えるべきメッセージを整理し、市場に受け入れられるためのコミュニケーションを設計。新しいサービスをつくるだけでなく、どのように理解され、利用される状態をつくるかまでを支援しました。
また大型広告出稿のプロジェクトをリードし、それに伴うブランドの方向性や表現を設計しました。
05 ブランドを育てる
サービスが大きく成長した段階では、ブランド体験をつくる施策を中心に担当しました。
コーポレートメッセージの発信、SNS運用、イベント施策などを通じて、Peatixが提供する価値や社会的な存在意義を継続的に伝えました。
短期的な利用獲得だけではなく、利用者との関係やブランドへの信頼を積み重ね、長期的なブランド資産をつくることを目指しました。
主な取り組み
- 初期ユーザー獲得に向けたグロース施策の企画・実行
- 重点セグメント別のプロダクトマーケティングとコンテンツ制作
- 多様化する市場ニーズを踏まえた情報設計・UI改善
- 新規事業の立ち上げと市場へのコミュニケーション設計
- 大型広告、SNS、イベントを通じたブランド体験の構築
Impact
事業の成長に合わせて、必要な役割を横断
プロダクトマーケットフィット前後からサービスの拡大期まで関わり、各フェーズで変化する課題に応じて、グロース、プロダクトマーケティング、UX、ブランディングの役割を担いました。
初期のイベント主催者獲得から、重点セグメントの開拓、多様化したニーズに対応する情報設計、新規事業の立ち上げ、成長後のブランド資産づくりまで、サービスの成長を継続的に支援しました。
施策や制作物を個別に考えるのではなく、市場、プロダクト、コミュニケーションをつなぎ、その時点でサービスに必要な活動を設計したことが、このプロジェクトの特徴です。
長期的に関わったことで、プロダクトのフェーズが変われば、必要な戦略、組織の動き方、ユーザーとのコミュニケーションも変わることを実践的に経験しました。
主な成果
- 初期フェーズから事業拡大期まで、長期間にわたりサービスの成長に伴走
- サービスの成長段階に応じて、グロースからブランド構築まで役割を拡張
- 重点セグメントに合わせたプロダクトマーケティングを推進
- 多様化したユーザーニーズを情報設計とUI改善へ反映
- 広告、SNS、イベントなどを通じて、継続的なブランド資産づくりを推進